2025年3月8日 (土) 12:43
大人の性教育「パイプカットしたらどうなるのか?」
パイプカット。 それは、男性が選択できる数少ない避妊法の一つで、 一度、手術を受けると、体外受精でしか子孫を残せなくなる…らしい。 男性が、選択できる避妊法は、確実性が低いものが多い。 現時点で使えるのは、パイプカットとコンドームの使用だけ。 たまーに、膣外射精は避妊法だと主張している人もいるが、 いわゆる「我慢汁」にも、精子が含まれているので、膣外射精は避妊法とは言えない。 コンドームに関しても、破れていたり、 サイズが合っていなかったりすると、 中で外れることもある。 ゆえに、 そもそも、パイプカットは、どこをカットするのか? 大前提として、ヒトの精液は、細胞部分である精子と、 液体成分である「精しょう」で構成されている。 ヒトのオスは、キンタマで精子を作り、精管を通って、 精しょうと合流し、精液として放出される。 パイプカットでは、精管を切除するので、 精子は出ないが、精しょうは出てくる。 だから、一見、普通の射精と変わらない。 避妊成功率は、驚異の99%以上。 猫や犬の去勢のように、睾丸を除去するわけではないので、 男性ホルモンも通常通り分泌される。 普通に行為をする分には、特に問題がないようだ。 保険適応外だが、手術費用は10万円以内で済むらしい。 不謹慎な話だが、女性の中絶手術よりも安価だ。 一生、子どもを産む予定がない人は、検討してもいいかもしれない。 もちろん、パイプカットで、性感染症は防げないので、そこは要注意だが。 最近は、男性用の経口避妊薬YCT-529が、 治験段階に入ったようだ。 ラットでの実験では、99%が避妊に成功していて、可逆性は、100%。 つまり、どんなラットも薬を辞めたら、 4〜6週間で、生殖機能を取り戻していた。 将来的には、男性が避妊薬を使える時代が来るかもしれないな。 私が男だったら、パイプカットよりも、 包茎手術の方が気になるかな。 真性包茎(剥けない人)だと、雑菌が繁殖しやすく、 性病を発症するリスクも上がる。 海外では、男子割礼ならぬ、男子包茎手術が一般的な地域もあるらしい。 確か、インドネシアに出張に行った昔の同僚が、そんなことを言ってたような気がする。 童貞を卒業する前に、包茎の手術をしておくんだってさ。 ちんぽが臭いとか、100年の恋も冷めるからな。 くさいちんぽなのに、フェラーリして…って言われたら、 高須クリニック行ってから、出直してこいって言っちゃいそうだわ。