6/28 (土) 1:25
ファッションと芸術
私は、昔から、絵は下手くそだが、 配色やデザインのセンスには自信がある。 ゆえに、パソコンを使って、 チラシを作ったり、宣材を作るのは得意だ。 メイクも、私の得意分野の一つである。 子どもの頃から、演劇や音楽で、舞台に立つことが多く、 その都度、舞台で映えるメイクやファッションを研究してきた。 多くの女性にとって、メイクは自分を美しく見せるツールの一つだが、 私にとっては、顔というキャンパスを使った芸術である。 演じたキャラクターや、表現したいものを再現するために、メイクをする。 ゆえに、普段はすっぴんだが、 キャラクターをコスプレしたい時は、メイクをする。 今日のサムネは、蒼龍の化身をテーマにした。 蒼龍の血を引くとの言い伝えがある皇族が治める国があった。 先代の皇帝が、侵略戦争を繰り返した結果、国民は、重い税と徴兵に苦しんでいた。 皇帝が崩御し、後を継いだのは、聡明で心優しい娘。 若き女帝は、武力ではなく、知能で世界に安寧をもたらそうとした。 …こんな感じで、設定を考えながら、デザインを考えると面白い。 目頭を黄色、真ん中に緑、目尻に青のグラデーションを作り、 紺色のアイラインを長めに引くことで、 ミステリアスな雰囲気を出す。 中学の頃は「性犯罪に遭わないために、 セクシーな服を着るな」という大人たちに対抗して、 あえて、セクシーな服を着ていた時期もある。 私が目指したのは、肌の露出は多いのに、 なぜか、そそられないファッションだ。 私は、性犯罪者の性癖を徹底分析し、 彼らが性欲ではなく、支配欲を満たすために、 性犯罪を犯すということを知った。 つまり、肌の露出は多いのに、 支配できなさそうな女性を演じればいい。 私が参考にしたのは、パンクとゴスロリをミックスしたようなファッションだ。 合皮のミニスカートに、網タイツ。 黒の革ジャンに、ゴテゴテしたアクセサリー。 髪は、金色のメッシュ。 口にはピアス、耳の軟骨にもピアス。 メイクは、聖飢魔IIを匂わせるメイクだ。 ピアスの穴あけは、中学の校則で禁止されていたため、 穴を開けないタイプのイヤリングを使った。髪染めも校則違反なので、金色の部分は、つけ毛だ。 ↑こういうところに、私の性格が滲み出ていると思う笑 …このような見た目の女に、支配欲を掻き立てられる男はいないだろう。 私は、あえて露出度の高い服を着ることで、 性犯罪に屈しない精神を表現していたつもりだった。 ごく一部の性犯罪者のために、女性が自分らしいファッションを楽しめない世の中はおかしい。 私が、そんな世界を変えてやる。 私にとって、ファッションは、芸術として楽しむものであると同時に、 自分の思想や価値観を表現するツールでもある。 そうやって、大人に抑圧されることなく、 自分らしいファッションを楽んだ結果、 女性らしさを拗らせることなく、真っ当(?)な女性に成長した。 今では、自分の中にある女性性を完全に受容していて、 女性として生まれたことに喜びを感じている。 もしも大人の言いなりになって、おとなしい服を着ていたら、 私は、女を拗らせていただろう。 今は、一周回って、普通の服を着ている。 時々、変な服を着ていることもあるが、 それも愛嬌。 私の世界についてこれないやつは知らない笑
6/25 (水) 5:03
プラトンの衝撃
小学校の社会科では、憲法を学ぶ。 憲法の三原則は、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重。 つまり、日本国憲法では、日本国が民主主義国家であることを明文化している。 この頃の私は、民主主義こそが最強の政治体制だと信じていた。 民主主義は、学級会と同じで、多数決によって、物事を決める。 小学生の私にとっては、非常にプレーンで分かりやすい概念だった。 しかし、高校の政治・経済の授業で、 プラトンの「国家」に触れたことで、 民主主義に疑問を持つようになる。 プラトンは、国家の中で、理想的な政治体制について語っている。 この世で最も悪い政治は、世襲による政治、その次に良くないのが、民主主義。 最も理想的なのは、賢者による寡頭制だ。 世襲政治がダメなことは言うまでもない。 しかし、プラトンは、なぜ民主主義までも、悪政と言い切ったのだろうか? 民主主義が正常に機能するためには、 国民の大多数が賢者でなければならないが、 大多数の国民は、愚か者だ。 その典型例と言えるのが、小泉政権時代に生まれたB層という概念だ。 小泉時代の選挙戦略では、有権者を、 4つのグループに分けて戦略を立てていた。 IQが高く、構造改革に肯定的な人はA層。 外資系や専門職、マスゴミ関係者に多い。 構造改革に肯定的でも、IQが低い人がB層。 主婦層やシルバーに多く、メディアの報道に流されやすい傾向にある。 IQが高く、構造改革に否定的な人はC層。 構造改革の危険性を理解し、周知する人たちだ。 公務員や一部の大学教授や学者などが多い。 このうち、IQが低い人たちが、D層で、 自営業者に多いと言われている。 小泉政権が注目したのは、B層だ。 私利私欲に塗れた支配者たちは、小泉元総理を傀儡とし、 意のままに、B層の民意を操った。 郵政民営化について、議論するつもりはないが、 郵政民営化が決定された過程には疑問を感じる。 これは、人民の人民による人民のための政治じゃない。 バカのバカによる支配者のための政治だ。 これこそが、プラトンの指摘する民主主義の欠点なのである。 プラトンの理想は寡頭制だ。 寡頭制とは、心の底から国を愛している賢者に、政権を担わせる政治形態だ。 しかし、賢者を定義することは難しく、 寡頭制を実現することは困難を極める。 ゆえに、最もマシであろう民主主義を採用する国が多い。 民主主義が正常に機能するためには、教育が必須だ。 私は、義務教育9年+4年制の夜間高校と、 通算13年の公的教育を受けてきたが、 日本の教育には、概ね満足している。 中学では、偏差値教育のみならず、 道徳教育が徹底されていて、 生きる上で必要な社会性を身につけることができた。 夜間高校は、受験のための勉強はできないか、 自分たちでクラスを治める自治性や、 自分の頭で考える力を身につけることができた。 知的好奇心が旺盛だったことも、教育をものにできた要因の一つだろう。 私には、どんなことでも学んでやろうという貪欲さがある。 勉強といえば、賢い人から学ぶイメージがあるが、 その気になれば、ホームレスからも学べる。 しかし、全ての国民に、それを求めるのは難しい。 ゆえに、民主主義の成熟には、まだまだ時間がかかるだろう。 人間には、社会をより良くしようと、試行錯誤してきた歴史がある。 政治に完璧はないが、社会をより良くしたいと思う心があれば、 少しでもマシな社会は作れるはずだ。 私も、1人の日本国民として、 より良い社会を作ることに貢献したい。
6/20 (金) 6:01
マッチョな防犯対策
誰もが一度は憧れるタワマンだが、 私には、タワマンが合わないらしい。 エレベーターで、高層階に上がる時に感じる三半規管の違和感。 この違和感が、毎日続くと、体がおかしくなりそうだ。 例え、億万長者になっても、タワマンには住みたいとは思わない。 天高く、そびえ立つタワマンは、バベルの塔を連想させる。 旧約聖書では、建設中に、神が人間の言葉を乱したことで、建設が頓挫し、廃墟と化した。 それは、数十年後のタワマンの姿だ。 ある者は、修繕して住み続けることを望み、 ある者は、取り壊して建て替えることを望み、 またある者は、修繕も建て替えも拒み、流れに身を任せることを望む。 中には、最初から、日本語が通じないオーナーもいるだろう。 タワマンの景色から得られるものは、 つまらない承認欲求だ。 塵芥のように見える地上の人間たちを見下ろして、ボス猿気分に浸る。 まるで猿人類への回帰現象だ。 かくいう私は、住居に対して、こだわりがない。 一、ペット可物件であること、 一、車がなくても生活できる立地、 一、在宅ワークができる間取り(1DK以上)。 これらの条件が揃っていれば、オンボロ物件でも気にしない。 猫が飼えるなら、府営住宅や市営住宅に住みたいくらいだ。 抽選で当たりさえすれば、格安で住める。 女性なら、防犯面を気にする人が多いが、 マジでヤベェ奴は、オートロックの物件でも、普通に入ってくる。 以前住んでいた島之内の物件で、不法侵入をされたことがある。 ※島之内=大阪ミナミのヤベェ地域。 道頓堀まで、徒歩10分圏内。 オートロック付きの物件だったが、 それでも侵入する輩がいるのだから、驚きだ。 それは、休日で、ゆっくりしていた時のこと。 ピンポンが鳴ったが、知らない男だったため、居留守を使っていたのだが、 なぜかその男は、家の鍵を開けて、侵入してきた。 心臓が跳ね上がるような感覚を覚えつつも、 私は至って冷静だった。 ここで騒げば、犯人が逆上して、反撃してくるか、 焦った犯人が逃亡する可能性もある。 ここで、ガラを押さえておかなければ、 犯人の追跡が難しくなるだろう。 …私の部屋に侵入したんだ。 相応の罰を受けてもらわなければ、気が済まない。 運がいいことに、この物件は、セコムと契約している。 警察とセコムなら、セコムの方が早い。 私は、スマホを持って、忍足でトイレに篭城し、セコムを召喚した。 セコムが到着するまでの間、トイレでじっと息を殺していた。 3分程度で、セコムが到着すると、 男は、警備員に取り押さえられ、 そのまま警察に引き渡された。 これは後から知った話だが、犯人は巡回の管理人だったらしい。 本当は、刑事と民事の両方で、徹底的に潰してやりたかったが、 刑事事件の場合、労力に対する利が少ない。 不法侵入の半数は、不起訴になり、 運良く、起訴に持って行けたとしても、 96%に、執行猶予付きの判決が下る。 ここは、民事で、示談金をふっかけるのが正攻法だろう。 大家からも、引越し費用と迷惑料を受け取った。 怖い目に遭ったものの、PTSDのような後遺症はない。 私が、PTSDにならないのは、やられたら、 やり返す精神で、生きてるからだと思う。 私を陥れた奴は、地獄の果てまで追いかけて、ケジメをつけさせてやる。 ここまで来れば、どっちが輩(やから)なのかわからないが「毒をもって毒を制す」というように、 常識や法律が通じない輩には、輩モードで対抗するしかない。 しかし、管理人が私の部屋に侵入した理由は分からないままだ。 気持ち悪いから、想像もしたくない。 これらの経験から、オートロック付き物件は、 高いだけで、何の役にも立たないことを悟った。 月2-3万増しで、オートロック付き物件に住むくらいなら、 月数千円で、セコムを契約した方が、コスパがいい。 いざとなったら、犯人を迎撃する覚悟も必要だ。 一人暮らしである以上、自分の身は自分で守るしかない。 私は、玄関に7.5kgのダンベルを置いて、不法侵入に備えている。 7.5kgは、重いと感じるかもしれないが、 ベンチプレス30kg超えの私なら、 武器として、片手で扱えるレベルの重量だ。 日頃の筋トレのおかげか、負ける気がしない。 筋トレは、筋力だけでなく、悪に立ち向かう勇気まで磨くことができる。 心身ともに強くなった私が、女性を狙う卑劣な輩に負けるはずがない。 …死にてぇ奴だけ、かかってこい。
6/19 (木) 2:05
西洋の自死から考える移民政策の末路
読書感想文「西洋の自死」 ISBN 978-4492444504 ダグラス・マレー著 東洋経済新聞社 人手不足を理由に「技能実習生」という名目で、 出稼ぎに来る外国人が増加している。 本来、技能実習生は、日本の技術を伝授し、 母国の発展に貢献する目的で、始まった制度なので、 政府は断固として「移民」という言葉を使わない。 しかし、その実態は、ただの移民だ。 企業が求めているのは、建設、介護、飲食、小売など、低賃金で過酷な労働に従事してくれる都合の良い労働力。 その中身は、海外の移民と遜色がない。 技能実習生は、渡航費や日本語学校の学費を借りて、来日する。 その平均借入額は、55万円。 母国で働いても、容易に返済できる金額ではない。 ベトナムでは、丸一日、服を作る工場で働いても、月収3万円程度にしかならない。 収入の10%を、返済に回しても、完済には、15年かかる。 ゆえに、日本に渡るためのビザは、片道切符だ。 一度、借金をして、日本に渡ると、 返済を終えるまで、転職も帰国もできない。 私欲に塗れた経営者たちは、技能実習生の立場を利用して、とことん搾取し、 劣悪な労働環境に耐えかねた技能実習生が、失踪している。 その数は、年間で1万人近く。 会社を辞めて失踪すれば、その時点で不法滞在者となり、 日本での生活が、無理ゲーと化す。 その結果、技能実習生による闇バイトが横行し、 日本人の平穏な生活が脅かされている。 また、技能実習生を受け入れたことで、 賃金上昇に歯止めがかかって、日本人が貧しくなり、 日本人vs外国人という新たな対立構造を生み出そうとしている。 まるで、第二次世界大戦以降のイギリスだ。 第二次世界大戦後のイギリスの外国人割合は、3%程度だった。 この数字は、今の日本の外国人割合と同じくらいだ。 しかし、現在のイギリスは、 外国人の割合が、14%にまで増加し、 ロンドン市民に至っては、35%が外国人だ。 Diversity(多様性)という偉大なる教義によって、 公立学校では、キリスト関連の行事に触れることもできない。 英国の伝統的な価値観は、マイノリティと化し、 英国の民族的アイデンティティでさえも、崩壊しかけている。 国家の安全保障を考える上で、民族的アイデンティティは、重要な役割を果たす。 西ローマ帝国は、国防をゲルマンの傭兵に任せた結果、 クーデターを起こされて、滅亡した。 傭兵たちは、お金のために働いているだけで、 国家に対する忠誠心は皆無だ。 身の危険を感じたら、雇い主を裏切って、寝返ることも、多々あった。 ゆえに、中世のヨーロッパでは、忠誠心のある傭兵が求められていた。 騎士道に、Royalty(忠誠心)という概念が存在するのも、歴史の影響だろう。 一方で、日本人は忠誠心の権化のような民族だ。 天皇陛下にとって、国民は大御宝であり、 国民は、陛下を信じて、崇拝する。 陛下と国民の間には、絶対的な信頼関係があり、 それが、忠誠心の根幹になっていた。 その証として、西洋の騎士道には、命を賭すほどの忠誠心はないが、 武士道では、君主のために命を賭すことがVirtue(美徳)とされている。 サムライたちは、国を憂う君主のために戦うことで、 愛するものを守れると信じていたからだ。 国のために命を捧げるのは、サムライだけではない。 昭和天皇は、御命と引き換えに、 日本国の安寧を、お望みになられた。 君主と国民は、互いを守ることに、命を賭けている。 特攻隊のような悲しい歴史は、絶対に繰り返してはならないが、 君主と国民の間に、命を賭すほどの忠誠心があったからこそ、 日本の国体が維持された事実は無視できない。 しかし、民主化の皮をかぶった「日本人弱体化計画」が遂行されたことで、 日本人の精神性やアイデンティティは、失われてしまった。 日本を統治する支配者は、拝金主義者に変わり、日本は資本階級社会に移行する。 拝金主義のカシラに、金儲け以外の思想はない。 お金のために、自国を売り飛ばすことも厭わない輩(やから)もいる。 このまま、拝金主義者の言いなりになれば、 日本は、欧米諸国と同じ轍を踏むことになるだろう。 近年のイギリスでは、従来の形に戻ろうとする作用が働いている。 Brexit(EU離脱)の可否を決定する国民投票では、 移住者問題が、大きな争点になっていた。 従来の移民は、戦争や迫害によって自国を追い出された難民だったが、 1993年にEUが発足されると、EU加盟国の移住者が増加する。 EU加盟国は、ビザなしで自由に出入国することができる。 その結果、一人当たりGDPの低い東欧から、大量の移住者が流れ込み、 移住者の増加によって、学校や病院等の公的サービスを拡充せざるを得なくなっていた。 もちろん、移住者も税金を支払っているから、 サービスを利用する権利はある。 しかし、その数が、あまりにも増えすぎて、 ネイティブの雇用や生活を脅かす存在になり、 ネイティブvs移住者という新たな対立構造が生まれた。 Brexitの可否を問う国民投票では、52%が賛成し、 イギリスは、EUを離脱した。 しかし「めでたしめでたし」で終わるほど、 現実は甘くない。 他国の安価な労働力は、覚醒剤のようなものだ。 一度、その甘い汁を吸ってしまったら、 簡単には抜け出せない。 EUを離脱して、移住者が減っても、 安価な労働力の需要が減少するわけでない。 人手不足が深刻化したことで、物価高が高騰し、 不法入国する輩まで増えてしまった。 52%の票を得て、実行されたEU離脱も、 62%が、誤りだったと考えている。 今の日本でも「多様性」という仮初めの正義の下、 マジョリティであるはずの日本人が、 割を食う世界線に移行しつつある。 今の日本の外国人割合は、戦後のイギリスと同水準だ。 ここで移民政策を進めるか、日本人だけでも賄える社会を作るかで、 今後の日本の未来は決まるだろう。
6/15 (日) 9:28
着物の着付けを始めた理由
私の趣味は、着物の着付けと和裁だ。 成人式の振袖も、自分で着た。 私が着物の着付けを始めたきっかけは、 アニメや音楽の影響だ。 甲賀忍法帖というアニメの主題歌を担当した陰陽座というバンドが好きで、 女性ボーカルの美しい着物姿を見て、 着物を着てみたいと思うようになった。 しかし、着物の着付けには、お金がかかる。 貧乏学生だった私には、着付け代を払えるほどの経済的余裕がなかった。 …着付け代が払えないのなら、独学で着付けを学んで、自分で着ればいい。 今の時代は、YouTube等で、手軽に着付けが学べる時代だ。 見よう見まねで、着付けを覚え、 自分好みのアレンジを加えたり、 和裁や平安装束にまで手を出すほど、着物の世界にどハマりした。 着物のアンティークショップでは、 昭和初期に作られた着物が、数千円で販売されていることが多い。 昔の女性は身長が低かったから、今時の女性は、昭和の着物を着こなせない。 ゆえに、アンティーク着物は価値が低い。 私は、身長が148cmなので、 アンティーク着物でも、問題なく着こなせる。 ゆえに、数千円で、アンティーク着物を仕入れ、 自分好みのアレンジを加えながら、着物ファッションを楽しんでいる。 成人式の振袖も、帯+着物のセットで、15000円で仕入れた。 私が好きなのは、和洋折衷な着こなしだ。 着物をベースに、チョーカーやハイヒールなど、 モード系の小物を組み合わせて着る着方が好き。 着付け師に着せてもらう場合、 自分でお直しができないことを前提に着せられる。 着崩れしないように、詰め物をしたり、 帯をキツく絞められて、ご馳走が食べられなくなったり… その結果、着物は、不便なものだと思われがちだ。 しかし、自分好みの着付けを研究することで、いくらでも快適な衣類になる。 たまーに、アレンジを加えた着付けは、 伝統的じゃないと批判されることがあるが、 大正時代は、和洋折衷なファッションが流行していた。 私のアレンジも、大正時代のファッションの影響を受けている。 和装文化と洋装文化が、いい感じに同居していた大正時代は、 歴史的に、最もおしゃれな時代だったと私は思う。 着物は、日本人女性の美しさを、引き立てる最高の装束だ。 今日のサムネの写真は、振袖の写真だが、 我ながら、お人形にも匹敵するほどの可愛さだと思っている笑 着物は、外見のみならず、着るだけで、所作を磨くこともできる。 せっかく着物を着ていても、所作がガサツになれば、 品がないだけでなく、着崩れしてしまう。 水戸黄門の助さん格さんを演じた俳優は、 とても所作が綺麗だ。 姿勢が良く、歩いているだけで様になる。 最近は、整形やメイク等、手軽に手に入る美に重きをおかれる風潮にあるが、 所作を極めることで、見た目の美しさだけでなく、 内面の美しさをも演出することができる。 少なくとも私は、着物の着付けを始めたことで、 所作を意識するようになり、外見だけでなく、内面までも美しくなったと思う。 これからも、私なりの着物ファッションを楽しみたい。
6/14 (土) 0:28
ダイエッターの筋トレメニュー
レッグプレス、ラッドプルダウン、ショルダープレス。 限られた時間で、筋肉量を増やしたければ、 この3種目をやっていれば間違いない。 効率よく筋肉を増やすには、大きな筋肉を鍛えるのがいい。 人間の体の中で最も大きいのは、太もも周辺の筋肉。 レッグプレスをやると、太ももから、お尻まで鍛えられるので、 代謝を上げたければ、レッグプレスは外せない。 ラッドプルダウンは、背中の筋肉を鍛えるマシン。 逆三角形の背中を作るのに、必須の筋肉で、 主に、背中の筋肉を鍛えることができる。 ショルダープレスは、肩の筋肉を鍛えるマシンだが、 肩の筋肉も、面積は大きいので、代謝アップには欠かせない。 ゆえに、時間がないけど、効率よく筋肉量を増やしたい人には、この3種目をおすすめする。 痩せたいからと、有酸素運動を始める人が多いが、 有酸素運動は、運動効率が良くない。 50kgの人が、30分走っても、200kcalくらいにならず、ダイパが悪すぎる。 それよりも、筋肉量を増やして、基礎代謝を上げる方がいい。 筋肉量を1kg増やしても、13kcal/1日しか、筋肉の基礎代謝は増えないが、 筋肉量を増やすことで、周辺の内臓の代謝が上がり、 トータルで50kcal/1日ほど、基礎代謝が上昇するようだ。 つまり、筋肉量を2kg増やせば、 何もしなくても、ランニング15分に相当するカロリーを消費できるようになる。 筋トレのパフォーマンスを上げるためにも、 入浴と睡眠は必須だ。 私は、夏でも、毎日、42度の湯船に浸かる。 あくまで私の経験則だが、42度のお湯に、 5分程度、浸かってから、十分な睡眠を取ると、筋肉痛の治りが早くなる。 筋肉痛がひどい時は、疲労回復に特化したLUSHの入浴剤を使っている。 https://www.lush.com/jp/ja/p/salt-water-soother-epsom-salt-bath-bomb プラシーボ効果なのかもしれないが、疲労回復効果が凄まじい笑 ダイエットを考えているなら、運動よりも、食事管理の方が重要だ。 30分走って、200kcalを消費するよりも、 米を小盛りにしたり、おやつをやめたりして、 200kcalを節約する方が簡単だろう。 ゆえに、ダイエットをしたいなら、 食事>>>筋トレ>>有酸素運動の順で、検討すると良い。 目先の体重に惑わされず、体組成を見て、 何が減っているのかを分析することも重要だ。 体重が減っていても、脂肪量が変わらず、 筋肉量だけが減っていたら意味がない。 逆に、体重に変動がなくても、脂肪が減って、筋肉が増えていたら、優秀である。 ちなみに今の私は、筋肉量も脂肪量も多いガチムチボディだ(笑) 3年前までは、体脂肪率が20%だった。 女性にとって、体脂肪率20%は、 健康と美容を両立するのに、理想的な数字だ。 20%を切ると、無月経のリスクが上昇する。 当時の私は、鏡の前で、自分の体に見惚れるほど、体型に自信があった。 上から、バスト89、ウエスト60、ヒップ90。 まさに、ボンキュッボンという言葉が相応しい芸術的な体型だ。 ある意味、ボディメイクも、自分の体を使った芸術であると言える。 正しい方法で、美しさを磨き続ける精神は、美学でもあると私は思う。 しかし、コロナ渦による運動不足と食べ過ぎによって、 ムチムチボインになってしまった。 おっぱいは大きくなったので、大胸筋を鍛えて、おっぱいの容量を維持しながら、 削りたい部分だけを削れば、 3年前よりも、芸術的な体型を目指せるだろう。 ゆえに、現在は、20歳の頃の体脂肪率に戻すため、食事管理をしている。 具体的には、高タンパク、中糖質、低脂質な食事だな。 米は、玄米や雑穀米に置き換え、 一食あたりの米の量を120gにしている。 雑穀のメリットは、低GIであることと、食物繊維量が多いこと。 GIとは、血糖値の上がりやすさを示す値で、 高ければ高いほど、血糖値スパイクを起こしやすい。 血糖値スパイクは、血管に負担をかけるだけでなく、急降下後に空腹感を感じやすいので、ダイエットの大敵だ。 食物繊維が多いことによるメリットは、 腸内環境が整うことで、便通がよくなり、 免疫力が上がること。 白米を食べていたころは、慢性的な便秘に悩まされていたが、 雑穀に切り替えてから、便秘とは無縁の体質になった。 他には、献立の中で、必ず肉や魚などのタンパク質群を取り入れ、卵を1日3個以上、摂取する。 目標タンパク質量は、体重kg@2g。 体重が50kgなら、100gが目標だ。 食事だけで、100gを摂取するのは難しいので、 足りない時は、プロテインで補う。 脂質制限に関しては、パン食を辞める、 家で揚げ物をしないなど、やれることをやっている。 特に、菓子パンは恐ろしい。 ミニスナックゴールドは、ミニという可愛らしい形容詞がついているが、 総カロリー500kcalを超えるカロリー爆弾食品だ。 おまけに、菓子パンは血糖値スパイクを起こしやすい食材だから、 食後数時間程度で、強烈な空腹感に苛まれることになる。 生粋の日本人であるせいか、パン食は体に合わない。 たまに食べる分には問題ないが、 パン食が続くと、体の調子が悪くなる。 日本人は黙って、米を食べていればいい。 そんな生活を3ヶ月間、続けていると、 筋肉量はそのままで、体重だけが2kg減少した。 このまま食事管理と運動を継続して、 20歳の頃よりも芸術的なボンキュッボン体型を目指したい。
6/12 (木) 15:41
子ども家庭庁が叩かれる理由
子ども家庭庁に対する批判が凄まじい。 年間7兆円の予算が投じられている省庁であるにも関わらず、 親御さんたちは、生活の変化を実感していない。 仮にも、年間7兆円を18歳未満の子どもに分配するとしたら、 7兆/1400万人=1人50万円(年間)を支給できる。 月額に換算すれば、月4万円だ。 訳のわからん省庁に、7兆も投じるくらいなら、 子ども手当を、月4万ずつ加算する方が、子どもたちのためになるだろう。 私は、20代前半で、その気になれば、 結婚して、子供を産むことができるが、 子どもを持ちたいとは思わない。 決して、子どもが嫌いなわけではない。 施設育ちの私は、職員と一緒になって、幼児の世話をするくらい、子どもが好きだった。 トライヤルウィークでは、迷わず保育所を選んだ。 ※トライヤルウィーク=中学生が、1週間、職場体験をする学校行事。酒鬼薔薇聖斗事件をきっかけに、神戸市で導入された。 保育士は給与が安いから、保育士を目指そうと思ったことはないが、 保育士の仕事には、憧れがあった。 これだけ子どもが好きでも、自分の子どもを持つことには消極的だ。 産休中は、一時的に収入が減少し、 夫の稼ぎに依存せざるを得なくなる。 会社に理解がなければ、会社にいづらくなって、 離職する事態も想定される。 かと言って、子どもを抱えた女性の再就職は困難だ。 ゆえに、旦那がヤベェ奴だったとしても、 子育て中の女性が、経済的に自立することは難しい。 勇気を持って離婚しても、修羅の道が確定する。 実家が太ければ、まだマシだが、 実家がなければ、子どもとの時間を犠牲にして働いても、 爪に火をともすような生活が想定される。 子どもが習い事をしたいと言っても、 満足に通わせることができず、 大学の学費なんて、夢のまた夢の話だ。 子どもが好きだからこそ、ちゃんとした教育を受けさせてあげたい。 母子世帯に対して「そんな男を選んだのは自分なのだから、自業自得だ」という人がいるが、 まともな男を判断するためのマニュアルが存在するわけではない。 だから、私は、自分一人でも、満足に子どもを育てられる経済基盤ができるまで、 子どもを持たないと決めている。 そんな女性たちに、子どもを産ませるには、 どうすれば良いのだろうか。 これはあくまで私の持論だが、 母子限定のベーシックインカムを導入すれば良いのではないかと考えている。 ベーシックインカムとは、わかりやすく言えば、一億総生活保護制度だ。 金持ちにも貧乏人にも、最低限度の生活が営める程度のお金を支給する。 結局、女性の不安は、お金だ。 子どもを産むことで、母子共に生きていけるだけの生活費さえ確保することができれば、 男性の経済力に依存しなくても、生きていくことができる。 人口を維持するためには、一人の女性が、 2人以上、子どもを産まなければならない。 仮にも、母+子ども2人の世帯が、 都市部で生活保護を受けると、 毎月25万弱が支給される。 これに加えて、小学校入学のタイミングで、6.5万円、中学では8万円程度の入学一時金が出る。 しかも、生活保護世帯は、医療費無料だ。 母親+子2人が、20年間、生活保護で生活すると、 総支給額は、子ども一人当たり3000万円程度。 国公立大学の学費まで支給したら、3300万円、 私立大学でも、3600万円だ。 その子どもが大人になって、就職すれば、 2億程度の生涯賃金が期待できる。 現在の税負担率は、50%近いから、 子どもが2億円も稼げば、1億円近くの税金が回収できるだろう。 つまり、60年スパンで、元本を3倍にすることができる。 60年間で、元金が3倍なら、年利6%だ。 年利6%なら、かなり優秀な投資先と言えるだろう。 子供が生まれることは、経済的なメリットだけにとどまらない。 人口が増えることで、経済規模が拡大し、 国内消費だけでも、そこそこのGDPを稼ぐことができる。
6/4 (水) 22:45
ワンマイルウェアで表現する私の美学
私は、在宅ワークと近場のバイトを兼業していて、 長距離の移動をすることがない。 せいぜい、友達と会うときに、梅田に行くくらいのものだ。 ゆえに、日常生活では、電車に乗ることがほとんどなく、 自転車があれば、大抵の用事は済ませられる。 まぁ、梅田でさえも、自転車で行けてしまうのだけれども。 ゆえに、普段は、ワンマイルウェアを着ることが多い。 ワンマイルウェアとは、自宅から半径1マイル(1.6km)の移動で、着るような服のこと。 コンビニや、スーパーに行くような服だ。 ワンマイルウェアは、そのままジムに行けるような服を選んでいる。 ジムを継続するのに、大切なことは、 ジムに行くハードルを下げること。 ジムに行くたびに、着替えを用意したり、 現地で着替えたりする手間が、 筋トレ継続のボトルネックになる。 ゆえに、私は、普段から、スポーツウェアを着用し、 気がむいた時に、ふらっとジムに寄れるようにしている。 Tシャツに、スポーツレギンスというスタイルが、デフォルトだ。 日本では、スポーツレギンスのうえに、 ショートパンツを重ね履きする人が多いが、 私は、あのスタイルに美学を感じないため、 レギンスを一枚履きしている。 日本人女性は、お尻の筋肉が発達していない人が多く、 お尻のラインが平らな人が多い傾向にある。 そんな人が、ヒップラインを出すと、貧相に見えがちだ。 そのせいか、ヒップラインを出すこと=恥だと考えて、 レギンス一枚履きに抵抗がある人が多い。 しかし、私は、子どもの頃から、スポーツをやっていたせいか、 ヒップラインには自信がある。 筋肉量が多いから、厚みがあるのに、垂れていない。 たまーに、お尻のラインを出すと、 周囲の目が気になるという人がいるが、 みんな、周りの目を気にしすぎだ。 世間は、自分が思っている以上に、 他人のファッションに関心がない。 仮に、男の人に見られていたとしても気にしない。 むしろ「私の美しいお尻を目に焼き付けるたまえ」というスタンスだ。 多くの女性は、女としての幸せを知る前に、 性犯罪から身を守れと教わり、 女性としての体の機能に不便を感じることがある。 ゆえに、多くの女性は、女性であること自体がリスクだと考えてしまっていて、 女であることを乗りこなせない。 しかし、私は、女性らしさを全面的に出すことに抵抗がない。 ここでいう女性らしさとは「女子力」といった類いのものではない。 世間のいう女子力とは、男性に愛され、 選ばれる能力のことを意味する。 一方で、私が定義する女性らしさとは、 自分の中にある女性らしさを肯定し、 女性としての人生を謳歌しようとする感覚のことだ。 その点、スポーツウェアはいい。 いやらしさが一切ないのに、ヘルシーな色気を感じる。 健康と色気は、紙一重だ。 そもそも、色気とは、健康な子供を残すための本能に由来するもので、 健康であることは、生き物としての美しさに直結する。 わらわが美しいのは、心身ともに健康であるからだ。 女性としての自分を肯定し、 自分の人生を楽しんでいるから、いやらしさがない色気が滲み出る。 私のことを、ジロジロ見てくる男性がいたら、 …きっと彼は、私のことを可愛いと思っているに違いないと思ってる笑
6/1 (日) 13:56
生命倫理意識が高い系女子
私は、子どもの頃から、生き物が好きだ。 幼稚園の頃は、押し花の課題で、 「お花を摘むのはかわいそうだから嫌だ」といって、先生を困らせていた。 当時の私は、花の一輪一輪に、命が宿っていて、 お花を摘むこと=殺生だと考えていた。 子どもが命の概念を理解するのは、 小学校に上がってから、という説がある。 子どもは、カブトムシを捕まえて、 家に持って帰るが、子どもの杜撰な世話では、 すぐに死んでしまう。 子どもたちは、カブトムシの亡骸を見て、命の不可逆性を学ぶのだ。 そう考えると、幼稚園の時点、命の概念を理解していた私は、かなり早熟だと言える。 小学生の頃は、虫や爬虫類が好きだったが、 捕まえるのは、可哀想だと思って、 眺めるだけで我慢していた。 自宅に連れて帰るなど、論外だ。 私に、満足な世話はできないから、 いたずらに彼らの命を縮めてしまうことになる。 生命倫理意識が高いと、ビーガン(菜食主義者)になりそうなものだが、 私は、ビーガンではない。 肉も魚も卵も食べる。 押し花のように、娯楽のために、命を奪うのは、申し訳ないと思うが、 生きるために命をいただくのは、自然の摂理だ。 食べることを否定することは、生きることを否定することに同じである。 大人になった今でも、生命倫理意識は健在だ。 いまだに、花を摘むのには、抵抗があって、 お花屋さんに並んでいる花が可哀想だと思ってしまう。 私は、自然から切り取られた花よりも、 自然界の中で逞しく生きる花の方が好きだ。 生きているって感じがする。 2年ほど前からは、自分で野菜を作ろうと、 ベランダ菜園を始めた。 私が、ベランダ菜園を始めようと思ったのは、 日本の食料自給率の低さに危機感を覚えたからだ。 輸入に依存しているから、円安の影響で、 食料の値段が高騰している。 そこに、トドメを刺すように、昨年から米が不足した。 日本は、世界4位のGDPを誇る経済大国だが、 お金があっても、食料が手に入らない事態は想定される。 例えば、戦争や紛争等で、輸入先の食糧事情が逼迫して、輸出しなくなるなど。 それまでは、お金さえあればなんとかなると思っていたが、 お金自体に価値はない。 お金を物やサービスに交換して、初めて価値が生まれる。 お金があっても、物やサービスがなければ、 お金は、ただの紙クズになりうる。 実際に、インフレで物価が高騰すると、 お金の価値は相対的に下がってしまう。 90年代は、100円で買えたコンビニの菓子パンが、 今では、150円を超えている。 パンの値段だけで考えれば、お金の価値が30%以上も減少していることになる。 100万円が70万円になるのだ。 物価上昇に伴って、手取りが増えていたら何も問題はないが、 ここ30年の政治の怠慢で、平均手取り額は増えるどころか、100万円以上も減少している。 このまま不況が続けば、食料さえも、 まともに買えなくなるかもしれない。 お金が当てにならないのなら、食べ物を作るしかない。 そこで私は、今やれることから始めようと、ベランダ菜園を始めた。 受験が終わったら、趣味の一つとして、農業の勉強を始めたいと思っている。